Le voyage dans la lune

ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』が8月25日から、渋谷のイメージフォーラムで公開されるらしい。

メリエス自身による手塗りフィルムが発見されたのを機に、20年の修復期間を得て完成された着色版、とのこと!音楽はちょっとどうかなと思うけど着色は是非観てみたい。
これは行かなきゃなあ。




[PR]
# by fukadaumiko | 2012-07-24 20:39 | Comments(0)

勝手に文庫評

好きな作家やすぐに読みたいものはハードカバーでもちろん買うけれど移動中や会社の昼休みにも読みたい派なので文庫本を買う比率の方が多いと言えば多いかもしれない。

一番好きな文庫本(内容・作家は関係なしとして)のカバーを挙げるとするなら新潮社。あとは講談社学芸、中公、岩波が好き。新潮社文庫のカバーは作家別のカラーが好きだし、何というのか知らないがつるつるしすぎない紙質も良い。かばんに入れているとちょっとぼろっとしてくるのも紙らしくて何か好きだ。背表紙のフォントの大きさ、配置もいい。ただ著者近景があまり更新されておらずいつまでこの写真を使っているのかということがある。それはどこも同じだけどそれなら載せなくてもいいのでは、と思うことも。カバーをとっても新潮社は美しい、気がする。講談社学芸文庫のすべすべの手触りが好き。カバーの話ばかりだが、淡い色のグラデーションみたいなデザインも最初は安っぽいなと思ったけど本棚に以外にしっくり納まる。表紙の文字が斜めに配置されているのが良い。中公文庫は背が緑で統一されているのがよい、が本屋で欲しい作家が少し探しにくい。あとは日焼けしやすいのもちょっと残念。

逆に嫌いなのは角川文庫と講談社文庫。カバーがつるつるしすぎている。あとは表紙デザインが嫌なものが多い。角川でよかった表紙は寺山修司の少女写真シリーズだけかな。あれは手触りもよかった。集英社の漫画表紙シリーズは論外。

出版社も売ろうとして色々頑張ってるのかもしれないけど、ごちゃごちゃしないのが一番いいのになあ。と思う。作家に失礼というか何というか。集英社のミナを起用するのはいいとしても、作家を見てちょっとがっかりしてしまった。作家が悪いわけではないけどお互いに噛みあってない感じ。おそらくミナも皆川さんのこともよく知らない重役が適当に選んだのかな。宮沢賢治かアンデルセン、谷川俊太郎辺りだったら、ああなるほどと思ったのになあ。

以上、夜のひとりごと終わり。

---------------------

最近読んだ・読んでいる本は、町田康の新刊、大江健三郎、金井美恵子。岸田劉生の自伝。
早くも夏バテ気味で読むスピードはやや落ち。息抜きにフィービ&セルビ・ウォージントンのくまさんシリーズが読みたいけれどどこを探しても見当たらず。石炭を投げる?シーンが見たいのになあ。何も考えていないような、働くことを強く意識していないようなくまさんの顔が好きだ。
[PR]
# by fukadaumiko | 2012-07-23 22:43 | | Comments(0)

one・two・three





50枚目。もう誰もわかってくれないのでこっそり応援することにする。
[PR]
# by fukadaumiko | 2012-06-11 23:30 | Comments(0)

消えたキャベツ

キャベツが冷蔵庫にあるはずだ、よしよし、という具合にスーパーで脇役を買って帰ったら主役は冷蔵庫にはおらず単なる思い込みだったことに気がつく。冷蔵庫の奥を凝視しつつ考えてみると昨日一昨日などという問題ではなく、随分前に使い切ったのを思い出す。うっかりと呼ぶには時間が経ち過ぎている。もうここまでくるとキャベツは消滅したということにすると案外都合がよい。

人の、少なくとも私の掲げる真実は時として揺らぐ。絶対的な真実は絶対的な虚実でもある。勇敢にも架空のキャベツは架空の調理をされ架空の一皿として私の胃を満たそうとしたが失敗に終わる。
[PR]
# by fukadaumiko | 2012-06-11 23:19 | 思いつき | Comments(0)

扉のむこうの甘美な世界

朝の中央線は混んでいて文庫本を開くことすらできないのには毎朝の事ながらうんざりするがこればかりは仕方がないので残された行為、観察に徹する他ない。どこかの駅で扉が開いた時目に入ったのは、ホームで待ち合わせしている何人かのおじいさん。やあやあと片手を挙げて互いに歩み寄るその楽しげな、遠足前の小学生のような空気がとてもとても緩やかで羨ましく、ああそれに比べて私は一体何をしているのか、なぜに大混雑の電車に乗っているのか突如わからなくなり片手を挙げ、やあやあと下車してしまいそうになる。
おじいさん達はそれこそ小学生のようにきゃっきゃとはしゃぎ背中をぽんぽん叩きあったりしている。服装からして今から山にでも登るのだろうか、いや待てよ、そうえいば街でよく見かけるおじいさんはよく、メッシュのポケットがたくさんついたような機能的なベスト(おそらく内側にも無数のポケット)やら汗や雨に強そうなナイロン製のジャンパーやら、アウトドアといえばそうとも言えるファッションをしていることがあることを思い出す。必要以上の機能性を兼ね備えた服をタウンユースする、そういう彼らがたまらなく愛おしく引き続き羨望の眼差しを向ける。案外近所の喫茶店に行くだけかもしれないがホームで待ち合わせをしているということはやっぱり遠出か、ということは山へ遠足なのか。うむむ、と考えているとグループの一人がとんでもなくおしゃれなのに気付く。

他は皆先述したようなアウトドアな格好なのに対し、そのおしゃれおじいさんは今から表参道か代官山辺りに買い物にでも行きそうな格好だった。ビビットな青のおそらくスウェード地の靴はラバーソウルでラバー部分は茶色。その茶色が斜め掛けにした革の鞄の茶色と絶妙にリンクしている。おおおお、と心の中で叫び、穴があくほど見てしまった。靴と鞄ばかり見ていたので服とか顔はほとんど記憶にない。ただ、その人が極めて陽気に仲間たちに笑いかけ、笑いかけられていたことだけは映画のワンシーンのように覚えている。

けれど次の瞬間、目の前の扉は妄想にふけっている私からその甘美な世界をぷつりと切り離し、彼らはどんどん遠ざかっていく、実際には私が遠ざかっていく、そんなある一日の始まり。まあ悪くはない。
[PR]
# by fukadaumiko | 2012-06-09 01:16 | Comments(0)


思ったことの走り書きや見聞きしたものの記録


by fukadaumiko

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体

旅行
思いつき
できごと
夢日記
映画
日常
未分類

以前の記事

2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2016年 12月
2016年 05月
2016年 04月
2015年 09月
2015年 03月
2014年 12月
2014年 11月
2013年 08月
2013年 02月
2012年 12月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月

その他のジャンル

最新の記事

命懸けで逃げよう
at 2017-04-07 12:40
京都旅行記(いつの日か見る記録)
at 2017-04-06 03:48
きもちわるいものはきもちいい
at 2017-03-28 12:33
あ、アナログシンコペーション..
at 2017-03-22 23:14
みずしまれおにまつわる妄想録
at 2017-02-26 15:39

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧